ごあいさつ

【どんぐりっ子の思考力】23を7回描くのは大変だ。じゃあどうする?自力で工夫できた理由をご紹介!(2mx06フン転がし)

さよんご
さよんご

こんにちは!

どんぐり暦4年めの、さよんごです。

子どもの思考力を育てる「どんぐり倶楽部」について情報発信しています。

今回は、「朝子先生のオンライン教室、再現してみた」シリーズです♪


わが家では週に1回、ゼロイチ算数教室・山森朝子先生のオンライン教室を受けています。

朝子先生
朝子先生

東京でゼロイチ算数教室をやってます!

朝子先生と息子のオンライン教室の様子は、おうちどんぐりに使えるヒントが盛りだくさん!

  • どんぐり問題の解き方
  • 絶妙な声かけ(ヒントにならない、口出しにならない、子どもの気分を害さない!)
  • 子どもと楽しく解いている様子

などなど、ぜひ参考にしてくださいね(^ ^)

さよんご
さよんご

どんぐりタイムは、週に1〜2回だけの貴重な時間

質を高めて効率よく子どもの思考力を養いましょう!

また、今回の記事では、自力で「工夫」に気づけたのは、それまでに「大変な経験」をたくさんしてきたから、ということも紹介しています。

今回の記事でわかること
  • どんぐり問題のやり方(朝子先生のお手本:2mx06編)
  • 自力で「工夫」に気づけたのは、それまでに「大変な経験」をたくさんしてきたから

今回の記事が、どんぐりママ・パパの参考になれば嬉しいです。

どんぐり先生紹介コーナー

山森 朝子 先生。東京都で「ゼロイチ算数教室」を主催。どんぐり問題を完全ノーヒントで解く算数教室をはじめ、インストラクター養成講座、お母さん向けオンライン座談会の開催、YouTube投稿など多岐にわたって活躍中。【HP】https://zero1.info【YouTube】ゼロイチ 朝子

どんぐり問題の解き方

解き方の基本はこちらから👉【「どんぐり倶楽部」の「良質の算数文章問題」の解き方と注意点】(どんぐり倶楽部公式HPより)

どんぐり問題のわかりやすい解説はこちら▼

2mx06ってこんな問題

2mx06

フンコロガシ組は毎朝3人一緒に2カ所の公園へ行って1人5個ずつのフンを集めます。ウンコロガシ組は毎朝4人一緒に3カ所の公園へ行って1人2個ずつのウンコを集めます。では、1週間で集めたフンとウンコの数はどちらが何個少ないか、計算の式を書いて答えましょう。

どんぐり倶楽部の良質の算数問題「どんぐり問題」小2向け100題より

この問題は、ほんの1か月前に、朝子先生と一緒に解いた問題です。

問題文のポイントは下記の記事でまとめています。

【どんぐりっ子の思考力】90分のどんぐりタイムが短く感じられるようになった理由を考えてみた(2mx06ふんころがし)

それでは早速、朝子先生のオンライン教室を再現していきましょう!

  • どんな声かけをしているか?
  • 解き始めから終わりまで、どのように進めているか?
  • 口出ししないで、上手に誘導するにはどうしたらいいか?
  • 最後まで楽しく解くって、どんな感じ?

などなどおうちどんぐりの参考にしてくださいね!

朝子先生のオンライン、スタート!

【はじめのおしゃべり】

朝子先生
朝子先生

今日はひまわり組の問題をやろうと思ってるよ

ばぶんご
ばぶんご

前、筆算でやった問題(2mx06)やりたい

お母さんが探してきてくれた。

1か月しか経っていないので、本当はもう少し寝かせたいところ。

でもばぶんご君の希望なので、やることにする。

ばぶんご
ばぶんご

はい読んで~

【1文目】

朝子先生
朝子先生

フンコロガシ組は毎朝3人一緒に2カ所の公園へ行って…

ばぶんご
ばぶんご

はい、ストップ

ばぶんご
ばぶんご

「毎朝」を描くの大変だから、3日にしよ

ばぶんご
ばぶんご

何か所の公園?

再度読む

朝子先生
朝子先生

フンコロガシ組は毎朝3人一緒に2カ所の公園へ行って…

朝子先生
朝子先生

1人5個ずつのフンを集めます。」

ばぶんご
ばぶんご

5のまとまりが3つになるから、

1か所に何もふんがないってことになるから・・・

1か所目には2個のまとまりを書いて、2か所めの公園には1つのまとまりを描いた。

1日あたり、15個になった(別解の考え方)

別解のある問題

この問題は、実は答えが2つあるそうです。

「2カ所の公園」で「一人5個ずつ」のうんこを集めるいう文章は、次のふた通りに読み取れます。

  1. 公園1カ所で、5個ずつ集める👉3匹✖️5個✖️2カ所=30個
  2. 公園2カ所で、5個ずつ集める👉3匹✖️5個=15個

どちらの考え方でもOKだそうです!

【2文目】

朝子先生
朝子先生

ウンコロガシ組は、毎朝、4人一緒に、3カ所の公園へ行って、1人2個ずつのウンコを集めます。

ばぶんご
ばぶんご

フンコロガシ組より、3つ少ない数だね

朝子先生
朝子先生

お〜

「2個ずつ」と聞いただけで、すぐに差を感じている~♪

この感覚が素敵

1ヶ所目の公園で2人が2個ずつ、2ヶ所目の公園で1人が2個、3ヶ所目の公園で1人が2個の絵を描いた。

1日あたり8個になった(これも別解の考え方)

【3文目】

朝子先生
朝子先生

では、1週間で集めたフンとウンコの数はどちらが何個少ないか、計算の式を書いて答えましょう。 

ばぶんご
ばぶんご

それはもう(前回)計算してあるから、ノートを見ればわかるよ。

105-・・・

朝子先生
朝子先生

前計算したのは、間違えてるから、見たらだめだよ~

ばぶんご
ばぶんご

あ、そうか

ばぶんご
ばぶんご

これで三つのまとまりを、5+5+5にして・・・

計算を始めた

ばぶんご
ばぶんご

最後の文、なんて言ってたっけ?

朝子先生
朝子先生

(再度、読む)

ばぶんご
ばぶんご

1日のこと書いてた。

・・・まず最初これで、15+8で23になった

1日「15個」で正確な絵が描けていたのに、違う絵の「8個」が目に入って拾ってしまったので、1日「23個」になってしまった。

ばぶんご
ばぶんご

23を7回書くってこと。

これが1日だから、これを写しながら(2日目以降は)描けるから・・・

これが一目ですぐに23ってわかるようにして・・・

23個の丸をきれいに縦のラインをそろえながら1日目、2日目、3日目と書いていく

ばぶんご
ばぶんご

23を7個描くの大変だから、10円玉とかお金とか描いてもいいですか?

朝子先生
朝子先生

何描いてもいいよ〜

23を7回も描くのが大変だから、工夫が始まった~♪

これは今までになかったなあ

ばぶんご
ばぶんご

10円玉2こと3円玉、あ~3円玉なんてないんだった。

1円玉3個。

だって10+10は20でしょ、あと3で23

ばぶんご
ばぶんご

最初からこの方法思いつけばよかった

もう終わりだけどね

朝子先生
朝子先生

(今、思いついたあなたは素晴らしい。心の声より)

ばぶんご
ばぶんご

あれ・・・どうやるんだっけ???

ちょっと計算してみるね

右ページ真ん中に「23➕」を7こ描き始めた

ばぶんご
ばぶんご

まず最初に・・・

ノートの数字を指で押さえたり、自分の手を使って数えたりしながら、一生懸命考えている。

ばぶんご
ばぶんご

まず最初に、丸をしたのは、23の20を足すっていうことにして、それで、20、40、60、80

それで20のゼロを消して、2、4、6、8、10って数えていけばいいから、これで80になって、8から2とびしたら10になって、100で、

そしたらこの残りの40を合わせて140だから・・・

あ、間違えた1040になるところだった。

「140」まで描けた

でも、「23」の「3」をすっかり忘れているようだ

うんころがしは23を7回足すところを、20を7回足して終わってしまった

ばぶんご
ばぶんご

次はこれの1週間分を描かなきゃいけないから、それでうん転がし組は1日で8個になるから、朝子先生

朝子先生
朝子先生

はい

ばぶんご
ばぶんご

1日に8個だから、描くね

左ページ、うんころがしのところに描き始めた

1日目は8個

2日目は5円+1円3こ

3日目は5円+1円3こ・・・

ばぶんご
ばぶんご

よしできた

ばぶんご
ばぶんご

まず最初、この5と5と5と5と5と・・・ごとごとごとごと・・・地震です。地震です。警戒してください。電車が揺れているだけでした・・・ごとごと5頭の牛。

今日もダジャレを忘れない。笑

ばぶんご
ばぶんご

これで、5、10、15、20、25、30、35。

1、2、3・・・1、2、3・・・

ウンコロガシ組は、「35➕21」で、合計が「56」。合っている

ばぶんご
ばぶんご

これで、5、10、15、20、25、30。

これで30だから440-30ってことになるから・・・

あ~間違えちゃった~

間違えました、間違えました、強い間違いに警戒してください、る~る~んる~る~ん

マンションの警報の真似をしている

ばぶんご
ばぶんご

今から間違えを直します。

強い間違えに警戒してください。

ばぶんご
ばぶんご

こっちの方間違えちゃった(ふんころがし)。

だってさ、ふんころがしの3のところ数えてなかった。

突然、忘れていた「3」に気づいた!

ばぶんご
ばぶんご

3が7だから3×7だから140+21だから、161

昔のノートを色々見ている

ばぶんご
ばぶんご

・・・2、4、6、8、10・・・1、2、3、4、5、6?

あれ???

ぐにょぐにょぐにょ、どび~~ん間違えちゃった、間違えて21って描いちゃった。

ばぶんご
ばぶんご

間違えてた、やっぱりあってた。

あれ?あれ?これで・・・

「161➖56」の計算を丁寧にしている

ばぶんご
ばぶんご

答えは、うん転がし組が105こ少ない。

左ページに描き始めた

朝子先生
朝子先生

今日は正解だったらインコ、間違えていたら名前はわからないけど恐竜

間違いを恐竜で伝えると、がっかりしたようだ

ばぶんご
ばぶんご

せっかくもう一回やったのに、また間違えちゃったから、もうやらないかも

朝子先生
朝子先生

だって、ばぶんご君、前より進化してるよ。

前は、5円玉と1円玉3個、とか思いつかなかったじゃん?

だから次やって、また間違えたとしても、また良いこと思いつくかもしれないじゃん?

ばぶんご
ばぶんご

もう一回、さっきの恐竜見せて

朝子先生
朝子先生

名前わからないんだよね

ばぶんご
ばぶんご

ちょっとそれ見せて・・・ブラキオサウルス・・・クビが長くて尻尾が短いから・・・あ、違うかも。

・・・わかったかも、スーパーサウルス、マメンチサウルス・・・

じ~っと見ている。

ばぶんご
ばぶんご

やっぱりブラキオサウルス!

クビが長いから。

しばらくおしゃべりして、終了

(全体像)

【朝子先生のコメント】

別解のこと

糞転がし組は1日で15個、うんころがし組は1日で8個と出せています。

問題の答えとは違うけれど、このやり方も別解としてOKです。

できなかったこと

ふんころがしは、15と8を足して、1日23として1週間分を出してしまいました。

このミスがなければ、正解していたかもしれません。

できたこと

大きな数のかけ算

「15」ではなく「23」と勘違いしてしまったので、「23×7」と、より難しい計算することになってしまったけれど、

23×7=(20+3)×7=20×7 +3×7 =140+21=161

として、正確に計算できています。

素晴らしいです。

「23×7」の筆算をするよりも、簡単で正確です。

これが自然にできるようになっているのが、本当に素晴らしい。

「23×7」は筆算を習ってないからできない、と言うかもしれないところだけど、そんなの関係なく黙って計算できています。

3桁の筆算

161ー56=105

という計算も正確でした。

絵の工夫

丸をたくさん描くのが大変なので、お金のまとまりにすると楽になることに気づきました。

さすが、ばぶんご君です。

まとめ

今回も本当に惜しかったけれど、高度な計算問題としては、確実に別の問題で使える力がつきました。

とても良い時間になりました。

親の振り返り

オンライン授業の様子を報告してもらったら、親の出番です!

子どもができたこと、できなかったことを整理して、今後に役立てましょう。

2mx06:できたこと、できなかったことの整理

▶︎できたこと

  • 解き方の考え方は合っていた
  • 大きな数のかけ算・引き算など、計算ミスはなかった
  • 丸をたくさん描くのが大変なので、お金のまとまりにすると楽になることに、自力で気づいた!

▶︎できなかったこと

  • ふんころがしの1日分が、本当は15個なのに、23個と勘違いしてしまった

今回のどんぐりタイムは、素晴らしい気づきがありました!

23個の丸を5日分描いたところで、

ばぶんご
ばぶんご

23を7個描くのは大変だ

と気づき、「10」「1」とお金のまとまりで描くと楽だ、ということに気づきました!

これがよかったのは、

  • 何が大変なのか?
  • どう工夫したら楽になるか?

を、自分で体験して、自分で気づけた、という点です。

小1向け『1mx』で登場する「テントウムシ小学校」シリーズあたりから、100などの大きな数が登場します。

でも、息子は今まで、「10」にまとめるといった工夫を思いつきませんでした。

朝子先生も私も、ヒントは出さずに、息子が自分で気づくまで、何週間も、何か月も待ちました。

そして今回、やっと工夫することに気づきました!

さよんご
さよんご

2年かかりました〜!笑

「こうすれば簡単にできるよ!」と大人が教えてしまうことは簡単です。

でも、

どれだけ大変か?を自分で体感しないと、自分の力でその先に進むことができません。

さよんご
さよんご

工夫の方法を教えてもらっていたら、

「指示待ち人間」ができあがってしまいます

どんぐり問題を通して、このような工夫する力・・・ひいては生きる力が、養われていくのだと思います。

まとめ

今回は、ゼロイチ算数教室・山森朝子先生のオンライン教室の様子をお届けしました!

朝子先生のHP▶︎ゼロイチ算数教室/のんいく(https://zero1.info

大変な経験をたくさんしないと、自力で工夫できない。親はノーヒントで気長に待とう!

どんぐり問題を解いていくと、

  • 大きい数は「10ずつ」「100ずつ」といったまとまりで描く
  • かけ算を覚える
  • 筆算を使いこなす

など、工夫すれば簡単にできることが、いろいろ登場してきます。

ですが、工夫に気づくためには、大変な経験をた〜くさんしておくことが、絶対に必要です。

大変な経験をたくさんしておくことで、

  • 簡単にする工夫を自分で思いつく
  • 工夫のありがたみが身に染みる

という経験を、子ども自身が獲得できるのです。

どんぐりっ子
どんぐりっ子

かけ算ってなんて、便利だろう!

9を8回書かなくても、暗記しておけば一瞬で答えがわかる!

こんな感じですね(^ ^)

お母さん・お父さんは、何か月もただ待っているだけ・・・というのは、もどかしいかもしれません。

でも、「大変さを味わう→工夫を思いつく」という力は、大人になってからの生きる力にもつながります。

とても大事な、人生の練習しているです。

ここはぐっと耐えて、子どもの力を信じて、見守ってくださいね!(例え何年かかっても・・・!)


今回の記事は以上です!いかがでしたか?

成長がゆっくりタイプの息子は、どんぐり問題の3分の2は、お宝になってます。

「こうすればいいのに〜」とか、「え、こんなことがわからなかったんだ・・・」と思うことはたくさんあります。

でも、2年もかかりましたが、今回は、自分の力で工夫することに気づきました。

焦って大人が工夫を詰め込んでも、それが生きる力になるとは限りません。

2年かかりましたが、自力で気づけた、ということが最高です。

待ってよかったと思いました(^ ^)

さよんご
さよんご

最後までお読みいただき、ありがとうございました!

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA