ごあいさつ

「発達障害」はもう古い!今は「神経発達障害」の時代です。神経が発達すれば治っていくことを知ろう!

こんにちは!発達ゆっくりな小4男子を育てているさよんごです。

発達障害は「障害」ではなく、「成長がゆっくり」なだけ、または「改善する・治る」という視点で情報発信しています。


今回は、私が希望をもらった一冊をご紹介します!

『NEURO 神経発達障害という突破口』浅見淳子(花風社)

この本を読むと、発達障害は一生治らないなんて嘘だったということがわかります。

さよんご
さよんご

子どもの発達に少しでも不安のあるお母さん・お父さんは、絶対に読んだほうがいいです!超おすすめ!

  • 「発達障害は一生治らないってほんと?」
  • 「治る方法があるなら知りたい!」
  • 「うちの子発達障害じゃないし。でも成長がゆっくりなのがちょっと心配・・・」

そんな方におすすめです!

ざっくり言うとどんな本?

この本では、「発達障害」という考え方はもう古いもので、今は「神経発達障害(神経発達症)」の時代になった、ということが紹介されています。

「発達障害」は原因不明の脳機能障害で一生治らない、とされてきましたが、「神経発達障害」は違います。神経発達の不具合だから、神経が発達すれば治っていくという考え方です。

私はこれまで、発達障害という考え方がまったく腑に落ちず、かといって息子の発達障害の可能性を拭いきれずモヤモヤしていました。ですが、この本を読んで「障害で一生治らないなんてやっぱり嘘だった!」とわかり、希望がキラキラと見えました。

さよんご
さよんご

こういう情報が欲しかった!!!

著者の浅見淳子さんは花風社(かふうしゃ)という出版社の社長さんであり編集者。

浅見さんが管理されているHP「治そう!発達障害どっとこむ(https://naosouhattatushogai.com)」

花風社からは、発達障害は治るという視点でたくさんの本が出されていますが、どれから読めばいいか迷ったらまずこの本を読んでほしい。「神経発達障害」の考え方を知ると、「治る」理屈がよくわかります。

こゆんご
こゆんご

でも、なんだか難しそうな内容だワン。医学用語がたくさん出てくるのかな・・・

いえいえ、全然難しくないです!読みやすいし、わかりやすい!むしろ浅見さんが日本の現状にズバズバ切り込むのが爽快で、そうだそうだ〜!と頷いたり笑ったりしながら一気に読みました。

私が希望をもらった5つのポイント

発達がゆっくりな息子を育てる私にとって、「神経発達障害」は希望の光でした。

この本にはどのページにも希望が溢れています。その中でも、特に紹介したい5つのポイントをまとめました。

【1】「発達障害」はDMS-5で「神経発達障害」になった!

DSMとは「Diagnostic and Statistical Manual of Mental Disorders」を略した呼び方で、アメリカ精神医学会が作成しています。精神疾患や発達障害を医師が診断する際の「基準」が書かれており、日本含め世界中で広く使われています。

このDMSは1952年に初版が作成され、これまでに4回の改訂がされています。2023年現在、最後の改訂は2013年でこれが第5版(DSM-5)となります。

DSM-5について、浅見さんは次のように書いています。

そして気づいた。このたびの改訂で発達障害は「神経発達障害」と総称されるようになったことに。

なぜなら表紙には堂々と「Neurodevelopmental Disorders」と書いてあるからである。

それまでの診断に関する取り決めでは、「通常、幼児期、小児期、または青年期に初めて診断される障害」の中に「広汎性発達障害」がありその中に「自閉性障害」があったのだが、今回の改訂では「神経発達障害」というくくりがまずあって、そのなかに知的障害やコミュニケーション障害、そして自閉症や注意欠如・多動性障害があるのである。

浅見淳子『NEURO 神経発達障害という突破口』p.26

つまり、DSM-5では「神経発達障害」という大きなくくりの中に、知的障害、コミュニケーション障害、自閉スペクトラム症、注意欠如・多動性障害、運動障害といったさまざまな障害が含まれる概念になったのです。

神経発達障害 > 知的障害、コミュニケーション障害、自閉スペクトラム症、注意欠如・多動性障害、運動障害など

そして、浅見さんは次のように続けます。

知ってた、と私は思った。

なぜか?

二〇〇四年に『自閉っ子、こういう風にできてます!』を出して以来、「どうやら自閉症は身体障害だ」というのが私のとらえたリアルな自閉っ子像だったからである。

そして神経発達障害ならば、それも説明がつく。神経は全身に張り巡らされているからだ。

その神経の発達に障害があり、それが本人たちには苦しさとなり、行動上のズレとなって現れる。

これは私たちのみたリアルな発達障害者像と重なる。

浅見淳子『NEURO 神経発達障害という突破口』p.27

発達障害は「神経の」発達障害。神経は全身に張り巡らされているから、全身のどこからでも発達を促すことができる。神経が発達すれば自閉症、ADHD 、学習障害、知的障害が改善していく。どれも全部、神経発達障害だから。

発達障害は生まれつきの脳機能障害で一生治らないなんて嘘なのです。医者にそう言われたからって絶望することはないのです。

私はこれを機に花風社の本を何冊か読みましたが、実際に身体アプローチによって情緒が安定したり、知的障害が治ったりしたという経験談がいくらでも紹介されています。

医者がなんと言おうと、生活改善や身体アプローチで、子どもが「治った」ケースがたくさんあるのです。大人でも「治って」いきます。

「神経発達」の障害なんだから、薬や療育がなくても、日常生活の中で神経が発達すれば「治って」いくのです。

【2】日本の専門家たちの多くは「神経発達障害」に興味がない

花風社の本をはじめ、発達障害が「治った」エピソードがたくさんあるのに、どうして日本ではいまだに「発達障害は一生治らない」と言われることが多いのでしょう?

日本の専門家たちは興味がないから、と浅見さんは言います。

けれども時代は「脳機能障害」から「神経発達障害」に移った。

日本の専門家たちは驚くほどこの変遷に注意を向けない。

NEUROの五文字をまるで枕詞のように扱っている。

おそらくそれは彼らの多くが「発達障害の人が表に見せる行動面」にしか興味がないからだ。

そして治すことより鑑別診断が彼らの主な関心事だからだ。

浅見淳子『NEURO 神経発達障害という突破口』p.42

これを読んで私は早速、「神経発達障害」でWeb検索してみました。すると、

  • 発達障害(神経発達症)は、脳機能の働きの問題が原因で生じる特性
  • 神経発達症(発達障害)は、幼少期からあらわれる発達のアンバランス
  • 神経発達症(発達障害)は、生まれつきの特性

など、「発達障害」と「神経発達症」が同義語で使われている記事がほとんどでした。

実はまったく違う考え方なのに。

私が説明するならこうです。

「発達障害」は生まれつきの脳機能障害で一生治らないと考えられていたが、近年、この考え方には根拠がないことが明らかになってきている。新しい定義は「神経発達症(神経発達障害)」であり、神経の発達に何らかの不具合が生じた結果、ASD、ADHD、学習障害、知的障害、チックなどの症状が現れている状態と考えられる。神経の発達を促すことで改善する。少なくとも今よりは。

発達障害は神経の発達障害なのだから、神経を発達させてあげれば改善・治癒するのです。成長するということです。

だから、「発達障害」と「神経発達障害」を同義語で使って「治らない」といっている情報は一度、疑ってみたほうがいい。たとえそれが医師や専門家の言葉であっても。

「神経発達障害の治る方法を教えてください。」なんて不用意に病院で聞かない方がいいです。私の経験上ですが、多くの先生がまだ「一生治らない」というスタンスで診療されています。「治らないよ。うまく付き合っていこう」なんて濁されたら親ががっかりするだけ。

それに、神経発達障害は薬ではなく日常生活で治せるのです。

私たちが見てきた「知的障害が治った例」の人たちは親子での遊びやかかわり、栄養状態への気配り、特殊な身体感覚への対応と改善に心を尽くした人たちだ。

医療とは関係なく、時には医療者にムダだ、あきらめろと言われながらも普通とは違う子育てを試行錯誤していねいにやってきた人たちである。

浅見淳子『NEURO 神経発達障害という突破口』p.65

これは知的障害だけではなく、ASD、ADHD、学習障害、チックなど神経発達障害全般に言えることです。神経発達障害は医療の力ではなく日常生活で治せる。つまり、お母さん・お父さんの工夫で子どもが治っていくのです。

【3】「神経発達障害」にどう介入すればいいの?

それでは、神経発達障害をどのように「治したら」いいのでしょうか?

そして家で子どものために何ができるかを探すとき、どのような介入が効果的か判断するのに役立つのが「NEURO」の五文字なのである。

知的障害を含む発達障害は、神経発達障害なのだ。

だから、大脳皮質より前に発生した神経の育ちをやり直すための介入が効果的だと言うことだ。

ならば行動変容やソーシャルスキルトレーニングといった大脳皮質にのみ働きかけるトレーニングの前にやることがある。神経を発達させる営みである。

浅見淳子『NEURO 神経発達障害という突破口』p.71

つまり、どうしたら神経が発達するか?を考えるのであって、どうしたら多動がなくなるか?ではないのです。多動や自閉傾向といった症状のコントロールに焦点を当ててしまうと、薬や療育といった外的な手段になってしまいます。そうではなく、体の中の神経をまず発達させようという内側に焦点を当てるのです。神経が発達すれば多動や自閉傾向は自然と落ち着いてしまうということです。

本書では、生活の中での取り組みで知的障害が治った2つのケースが紹介されています。

一つ目は、「この子は一生字が書けないだろう」と医師に告げられたものの、それを信じなかったお母さん。笹舟を川に流して目で追ったり、田んぼのあぜ道にある自動販売機にジュースを買いに行ったりという親子遊びの中で、目の障害や知的障害は治っていったそうです。

二つ目は、知的障害・視覚障害が治った方。親子で一緒に身体を動かして遊んだり、料理しておいしく食べたりと、神経が育つような生活を送っているうちに、小学校卒業時にはすっかり発達したそうです。

ここで、三つめのケースを紹介したいと思います。うちの息子です。年長の時に新版K式発達検査:75で発達の遅れを指摘され、小学校生活についていけないかもと相談員に言われましたが、私は反発し、成長がゆっくりなだけと捉えました。医療機関には行かず、外遊び重視のゆっくりした生活と栄養メソッドをコツコツと続けて、小2ではWISK4:90、小3では100まで伸びました。小2の秋から通級を始めましたが、小3の終わりにはそろそろ卒業したらと言われています。さらに、「療育整体」という身体への簡単なアプローチを始めると、チックもより落ちつき、寝つきもよくなりました。息子の場合も、日常生活の取り組みで発達してきたのです。

医療機関に絶対に行くなとは思いませんが、賢く利用した方がいいと私は思います。少なくとも、医師や専門家の言うことを鵜呑みにするのは危険です。「一生治らない」と刷り込まれたら、守れる子も守れなくなってしまいます。

【4】発達がずっと続くならいつ始めても遅くない!

「神経の発達を促せば良いことはわかった。でも、うちの子はもう◯◯歳だし、知るのが遅すぎたよ・・・」

そんな声が聞こえてきそうですが、何歳からでも遅くありません。だって、発達期はずっと続くのです。

じゃあ発達期はいつまで続くのだろう?

まずは発達期が何歳くらいまで延びるかを見てみよう。

『自閉っ子、こういう風にできてます!』出版時二十四、五歳だった藤家寛子さんは現在アラフォー。感覚過敏はなくなり、虚弱体質は見事に克服し、音も光もあふれた店舗にて有資格者として販売の仕事についている。

ということは二十代半ばから四十代手前は間違いなく彼女にとって発達期であった。

また私に年齢の近いニキ・リンコさんは最近「老化により障害特性がラクになっている」と感じているらしい。老化もまた発達である、とは私自身常々感じていることだ。それに神田橋先生もヒトは年を取っても発達していくとおっしゃっていた。

つまり、ずっと発達期なのである。

浅見淳子『NEURO 神経発達障害という突破口』p.85

人間はずっと発達期なら、子どもが大きくなってからでも、大人になってからでも遅くはありません。

ここで、ずっと発達する・・・という点について、もう少し根拠がないか海外論文も探してみました。すると、成人期にも神経が発達するという議論はここ数十年でさまざまな研究がされており、肯定的な意見と否定的な意見があるようです。

ここでは、肯定的な論文を3つご紹介します。

  • Lledo, PM et al.: Adult neurogenesis and functional plasticity in neuronal circuits(成人の神経新生とニューロン回路の機能的な可逆性). Nat Rev Neurosci: 7: 179-93, 2006

この論文では、成人の脳は可逆性があり、脳の一部では新しい神経細胞が生まれていることが示されています。

  • Kempermann, G. et al.: Physical activity and the regulation of neurogenesis in the adult and aging brain(身体活動と成人期および加齢脳における神経新生の調節). Neuromolecular Med, 101, Epub, 2008

この論文では、運動によって成人の脳でも新しい神経細胞が生まれることが示されています。

  • Polina Klimovich, P. et al.: New Frontiers in Peripheral Nerve Regeneration: Concerns and Remedies(末梢神経再生における新たなフロンティア:問題と解決策). Int J Mol Sci: 22(24), 2021

この論文では、末梢神経系で自己修復が行われていることが示されています。

いかがでしょうか?神経の発達はある程度の年齢で止まるという論文もありますが、これらのように一生発達することを示す論文もあります。そもそも花風社の本で紹介されている「治った」方たちのことを考えれば、私は迷わず「神経は一生発達する」方を支持します。情報は自分で選ぶのです。

人はずっと発達する。これは私にとって大きな希望でした。息子はまだ9歳ですが、実は幼児期にあまり自然遊びをしなかったことに後悔があったからです。

さよんご
さよんご

自然遊びの大切さを知るのが遅かった・・・

ですが、ずっと発達期なら、いつでも取り戻せます。

ではどのように取り戻したらいいのでしょうか?

つまり発達障害は発達の障害、というより「未発達」「発達のヌケ」「発達の遅れ」と言った方がわかりやすい。

未発達なら発達を援助すればよい。

ヌケなら埋めればよい。

発達の遅れなら遅れを取り戻せば良い。

そのための方法もわかってきているのである。

浅見淳子『NEURO 神経発達障害という突破口』p.89

息子は幼児期のヌケがあるなら、9歳からでも埋めれば良い。幼児期にできなかったことを、今からやっても遅くないのです。

私たち親子はいまだに家族で外遊びしますし、一緒になって水に濡れたり土まみれになって遊びます。「もう9歳なのに一緒に遊んでるの?」と思われるかもしれませんが、幼児期の「ヌケ」を埋められるなら、息子が親子遊びに飽きるまで付き合おうと思っています。パパとの鬼ごっこも息子はいまだに大好きです。

【5】何を始めたらいいの?

「いつ始めても遅くないことはわかった。じゃあ、何から始めたらいいの?」

浅見さんは、「神経に働きかけるためには、身体に働きかけるのが近道だと考えられる。」とヒントを教えてくれます。

それは神経に働きかけること。

すなわち身体に働きかけることだ。身体アプローチだ。

そして身体アプローチに取り組んだ人たちは「治ったとしかいいようがない」という実感を得ているのである。

浅見淳子『NEURO 神経発達障害という突破口』p.89

身体アプローチと一言でいっても色々あり、すべての子どもに「これだけやっていればいい」というアプローチはないと私は思います。

その子に足りない発達は何か?だとしたら必要な身体アプローチは何か?を親がよく観察し、試行錯誤しながら実践してみるしかないと思います。

試行錯誤のヒントは本書にもありますし、花風社のその他の本にもたくさんあります。気になったものがあればぜひ読んでみてください。

そして、これだと思うものを試してみてください。そうやって、その子オリジナルの発達アプローチを見つけてください。

例えば我が家では、息子が年長の頃、お菓子をやたら食べたがるという様子から、糖質過多かな?と思い藤川徳美先生の栄養メソッド(高タンパク低糖質)を始めました。すると、1〜2週間でお菓子を欲しがらなくなりました。サプリやプロテインはいずれは減らしていけたらいいなと思っていますが、息子の様子を見ながら加減していくつもりです。

また、幼児期に自然と触れ合う経験をあまりしてこなかったので、息子が飽きるまで外遊びに付き合おうと思い、週末は海岸にサイクリングに出かけたり、広い公園にピクニックに行ったり虫取りを一緒にしています。

さらに、チックがなかなか改善しなかったことから、もう一押し欲しいなと思い「療育整体」という身体アプローチを始めました。まだ1か月ですが、チックがさらに減ったり寝つきが良くなったりと早くも変化を実感できています。浅見さんのおっしゃるように、息子にとっても身体アプローチが近道でした。

このように、発達の状態は人それぞれで、息子には息子にあった生活を送り、息子に必要な身体アプローチを見つけていくということをしています。

すべての子どもに共通のたった一つの回答はありません。ぜひ、お子さんをよく観察して、試行錯誤しながら実践してみてください。どんなアプローチでも決して無駄にはならないと思います。


以上、『NEURO 神経発達障害という突破口:浅見淳子(花風社)』から私が希望をもらった5つのポイントをご紹介しました!

まとめ

『NEURO 神経発達障害という突破口:浅見淳子(花風社)』、いかがでしたか?

発達ゆっくりキッズを育てる私にとって、どのページにも希望が溢れている1冊でした。

  1. 「発達障害」はDSM-5で「神経発達障害」となった
  2. 日本の専門家たちの多くは「神経発達障害」に興味がない
  3. 神経発達障害は生活の中での取り組みで改善する
  4. 神経はずっと発達する
  5. 神経に働きかけるためには、身体アプローチが近道になる

本書ではそのほかにも、

  • 発達障害を取り巻く医療がどうなっているのか
  • 早期診断と支援産業の関係
  • 中枢神経はどのように育つか
  • 発達期とはいつのことを指すのか
  • 治りたいかどうかは自分で考えよう

といった内容が紹介されています。

子どもの発達に少しでも不安のあるお母さん、お父さんにはぜひ読んでほしい一冊です。

そして、「一生治らない」道を選ぶのか、「神経を発達させれば治っていく」道を選ぶのかは、ご自身で考えてみて下さい。

浅見さんも「一人一人がよく考えてほしい。」という言葉で本書を締めくくっています。

世の中には情報が溢れています。真逆の情報もたくさんあります。どんな情報を求めるかは私たち一人ひとりが考えて選んでいかないと、情報に振り回されて一歩も踏み出せなくなります。

私が選んだのは、「息子が発達し続ける道」です。

これからも、息子が発達し続け、自分の人生を楽しめる子になるような子育てをしていきます。

最後までお読みいただき、ありがとうございました!

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