こんにちは!どんぐり暦3年のさよんごです。
私のブログでは「自分の人生を、自分の頭で考えて生きる」子育てについて情報発信しています。
今回は、子どもの思考力を養う「どんぐり倶楽部」がテーマです。
今回はお宝(不正解)だった〜💦
この後、どうすればいいんだけ?
子どもが理解できていない言葉は、親が意識して日常で使っていきましょう。
日常生活のいろんな場面に散りばめることで、こっそり教育するのです!
でもいざ使おうとしても、どこでどうやって使っていけばいいのか、難しいですよね?
わが家は週に1度、ゼロイチ算数教室の朝子先生にアドバイスをもらいながら、日常生活をアップデートしてきました。
黒子の力がだいぶつきました!笑
そこで今回は、私がどのようにこっそり教育してきたのか?「わが家の黒子物語:0mx70編」をご紹介します!
- 0mx-70のポイント
- 私がどうやって「3歩あるくたびに〜」を子どもに体感してもらったか?
- どんぐりタイム中の親の声かけ
どんぐりママ・パパが自分のお子さんに応用できるような内容になっていますので、ぜひ最後までお付き合いくださいね!
朝子先生のHPはこちら▶︎ゼロイチ算数教室
目次
0mx70はこんな問題
大人だったら、
「15✖️3=45」だから、45歩!
と計算できますが・・・これはなんと年長さん向けの問題です・・・!
とっても難しい問題なのです。(^^;)
- 「たびに」の意味
- 「3対1」の比の対応が頭の中でイメージできるか?
- 「3対1」の比を保って、15発まで繰り返しができるか・・・? etc
この難しい問題を、子どもたちはどうやって絵に描いて解くのでしょうか。
息子▶︎初めて挑戦した時の絵(小2の春)
ここからは、息子の絵を見ながら説明していきます。
小2の春に、初めて解いた絵がこちらです。
- 動物園から猿が逃げ出したこと
- 尻尾にてっぽうがついていて、その中に「15発」のたまが入っていること
これらの絵は描けているので、1文目と2文目までは理解できているようです。
が、3文目は描けていませんね。
3歩あるいている様子は描けていますが、「3ぽ歩くたびに1発うつ」というのがわからなかったようです。
15分でアッという間に終了して、お宝問題(不正解)になりました。笑
不正解の後▶︎親の努力は?
この問題から、息子は「〜たびに」という言葉がわかっていないことが見つかりました。
この言葉を、親が黒子になって日常生活に散りばめていきます!
ただ、「〜たびに」って日常であまり使わないんですよね〜(^^;
でも、どんぐりママ・パパはそんなことでへこたれていられません!笑
たとえ不自然になったとしても、工夫して使っていきます。
- 今日はいまからリビングに向かうまで、10歩あるくたびに、このラムネ1個食べながら行こう
- 2歩あるくたびに、ラムネ1個食べよう
- お散歩するたびに、ここにシール貼っていこう
- 歯磨きするたびに、だっこしてあげる
- (散歩にでかけたとき)10分歩くたびに、休憩しよう
こんなところで使えそうですね!
息子は切り替えが苦手です。
遊びに熱中していると、例えば「歯磨きの時間だよ〜」なんて言ったくらいでは動きません。
ここを利用できないかな?と策を練りました。
ばぶくん、ペンギン歩きで歯磨きしにいこう〜。
4歩あるくたびに、1回ほっぺにチューしよう〜!
ペンギン歩きというのは、ペンギンの親子みたいに重なって歩くことです。
私と息子が同じ方向を向いて、私の足の上に息子が乗っかってペンギンの親子みたいに歩きます。
これが息子にハマりました!
3歩あるくごとに、1回チューしよう
5歩あるいたら、1回チューしよう
1歩あるいて、2回チューをくり返そう
など、いろんなアレンジで週に1〜2回続けました。
息子▶︎8カ月後に再チャレンジ!(小2の冬)
そしていよいよ、再チャレンジの時がきました。
前回から8カ月後、小2の冬です。
その時の息子の絵はこちら。
1文目、2文目は順調に絵にしていきます。(右ページ)
3文目を読み終えました。
なんぽでたまがなくなるっていう意味がわからない。
歩数ってこと?
聞かれてもできるだけノーヒントです・・・!
ばぶくんが思う通りに描いていいよ〜!
左ページの真ん中に描き直します。
ですが、「1歩あるくたびに、2発」の絵を描いているように見えます。
何歩あるくたびに、何発のたまをうつんだっけ?
少し軌道修正しながら、問題文のひと言、ひと言を息子に再確認してもらって、絵を描いていきます。
息子の絵に戻ります。
最終的に左ページの上の方(白い線で囲んだところ)に描き直しました。
3歩めじゃん?次は6歩めじゃん?そうすると、2発じゃん?
次9歩めじゃん?そうすると3発じゃん?
ブツブツ言いながら、3:1の比を保った絵を描いています。
今回は完全に理解できています!
最後に、45歩めじゃん?そうすると15発じゃん?
答えは、45歩でたまがなくなる。
よく理解できました!正解。(心の中でバンザ〜イ!!笑)
まとめ
今回は「わが家の黒子物語。0mx70編」をご紹介しました。
0mx70の最大のポイントは、「たびに」が理解できるか?です。
- 「たびに」の意味
- 「3対1」の比の対応が頭の中でイメージできるか?
- 「3対1」の比を保って、15発まで繰り返しができるか・・・? etc
◯◯するたびに✖️✖️する、といった表現は、かけ算にもつながっていきます。
多少不自然になったとしても、日常生活でどんどん、使ってあげてくださいね!
親が普段の会話を工夫してあげることで、難しい文章問題にもつまずかない子どもに成長しますよ!(^^
今回の記事は以上です!いかがでしたか?
どんぐり問題では日本語の一語、一語を、深〜く理解していきます。
だからどんぐり問題をやっているだけで、国語の力も伸びるのです。
どんぐり問題をやっていると、まずは日本語を深く正しく理解することが大事だなぁということが実感できます。
小さいうちから英会話を習わせている余裕はないな〜、なんて思います。(^^;