こんにちは!
どんぐり暦3年のさよんごです。
私のブログでは子どもの思考力を育てる「どんぐり倶楽部」について情報発信しています。
どんぐり問題のやり方、これでいいのかな?💦
どんぐり問題の基本は家庭学習。
でも、自分だけでやっていると、「このやり方で合ってるのかなぁ?」と心配になりますよね。
わが家では週に1回、ゼロイチ算数教室・山森朝子 先生のオンライン教室を受けていますが、その様子がとっても参考になります。
そこで今回は、朝子先生のオンライン教室の様子をちょっとだけご紹介します!
また、今回の記事を読むと、
- 「楽しく解く」とは?(子どもの充電を邪魔しない)
- 家庭で「cm」を体感する方法
もわかります。
- どんぐり問題のやり方(朝子先生のお手本:2mx27編)
- 「楽しく解く」とは?(息子の充電方法はおしゃべり)
- 家庭で「cm」を体感する方法(体の色んな部位を測っておく)
今回の記事がどんぐりママ・パパの参考になれば嬉しいです。
▼解き方のわかりやすい解説はこちら▼
目次
「2mx27」ってこんな問題
ちょっとややこしい問題ですね〜。
大人でもメモして考えないとよくわかりません。
スイーツだけで成長できるのは羨ましい!笑
この問題のポイントは次の点かなと思います。
- ケーキ1個とジュース2本のセットが最後までキープできるか?
- 「50cm」が2つで「1m」ということがわかるか?
- 最後にジュースの本数だけをピックアップすることができるか?etc
式に書くと次のような感じになるでしょうか。
1セット=ケーキ1個+ジュース2本=1m+50cm+50cm=2m
6(m)➗2(m)=3(セット)
3(セット)✖️2(本)=6本
答え:ジュースを6本飲むことになる
問題文よりややこしくなってしまいました。笑
絵に描いた方がわかりやすそうです。
問題スタート!
ここからは、オンライン教室の様子をそのままお届けします!
- どんな声かけをしているか?
- どんなところを見ているのか?
など、とても参考になりますよ!
息子が最後まで楽しく解いている様子もご覧くださいね♪
【1文目】
「ある日、タレパンダ君は巨大パンダになりたくて6mの身長伸ばしを目指しました。」
カレーぱんだくん?
耳か目か、なんか垂れてる、たれぱんだくん
【赤い囲み】に描く。左横にあるのは笹。
笹がしゅ~って降ってきて、笹舟を作る。んで、短冊を作る。だからヘリコプターから笹を落としてたんこぶができる。【緑の囲み】
ふわふわ落ちてくるからたんこぶできないよ
元からたんこぶできてるパンダを目指して落ちてくる
最初は(タレパンダ君は)ありんこくらい。
こんなに笹があって、笹がパンダ型に変化しする。
…(長いので中略)…
そして6mの巨大バンダになる。【青い囲み】
あさこ先生、これを1mとすると、1、2、3、4、5、6mじゃん。【黄色のマーカー】
10、20、30…って並べていくでしょ?10とびで1mまで近づけると、6mってわかる。
下には人がいる。【水色のマーカー】
筋肉まっちょの人が2人いて、ものさしを寝ながら持ち上げてる。1人超力が弱い人がいて、もうつぶれそう。
でもムキムキの人は雲を突き刺すほど持ち上げて投げ飛ばしちゃって、たれパンダくんの身長がわからなくなる。宇宙の果てまでぶっとばしちゃう!
結局測れないじゃん
…宇宙に近づくくらいになったら、ひゅ~っておっこちる
【2文目】
「ケーキ1個で 1m、ジュース1本で50cmの身長が伸びます。」
ヘリコプターの人が、すごく危ないアクロバットしながら、笹をなげてるんだよ。
足が超ムキムキだから、足でアクロバットしても落ちて怪我したことがないんだよ。
そのかわり手はすごい筋肉がないため、笹もすごく重たい。それは、こゆんご(ペットの犬)100匹ぶんの重さなんだよ。
なんとかちょっと持ち上げるけど、ふら~っておっこちて、パタンって倒れて、10秒たって復活する。
…(長いので中略)…
スーパーミラクルパンチで鉛筆の芯をこっぱみじんにする。あとは超長い人が尻をば~んって遠くへ飛ばしてくれる。めでたしめでたし
それってめでたいの?
だって、一応自分の鼻くそに入って、遠くへ飛ばして、遠くへいく。(長いので以下略)
ジュース何本だっけ?
【ピンクの囲み】に描き始めた
毎日毎日パンツをかぶってて、寝る時もパンツをかぶってる。
これが6mの巨大パンダじゃん。【右側】
1m、2m、3m、4m、5m、6m。【左側】
ケーキ1個たべちゃったよ、これで1m。2mになるには、(さらに)ジュースを2杯飲めばいい。そしたら1m。
二つ同時にず~っと飲んで、ぶしゅ~って噴水みたいに吐いてなくなったら、水滴をちょっちょっちょっちょっちょと、素早くなめとって飲む
吐いたらダメ、身長伸びないじゃん
水滴を全部吸い取る。みずしぶきをごくんごくんて飲む。
だから特別なジュースを吐いて、それからしぶきがいっぱいになったらしぶきを思いっきり口に飲んで、ごくって飲んで、ぶしゅ~って顔にかかりそうになったら、顔ずらして横からご~~~って吸って、しぶきの塊がぶしゃ~ってなって(長いので以下略)
次読んで
【3文目】
「食事はケーキ1個とジュース2本がセットになっ ているとすると目標までにはジュースを何本飲むことになるでしょう。」
高級ジュースや、世界中の高級なんちゃらがずっしり並べてあって、みんな最高級なものがいっぱいある。パンダちゃんの家は、だから泥棒が入りやすい
じゃ、セキュリティしっかりね
(パンダちゃんは)セキュリティわかってない
危険じゃん
危険だよ。高級なものがどっさりあるから、最高級の防犯カメラが1億1300、30億ずっしり、家の天井に並べてある。だってね、地下室の中にあるからその中から、覗くことができる。(長いので以下略)
読んで
いつも突然。それが面白いけど。笑
ジュースをまず最初、2個で1m増えるから2個ジュースを分けたら半分で区切って、四角で囲って、四角で囲うの繰り返し、これで1mって書くじゃん、1+1+1は3、あと6本飲めばいいってこと【オレンジの囲み】
ジュース2本を丸で囲んでいる。
あ、意味わかんない絵になっちゃったよ。だからもう一回書くね
めっちゃわかりやすく描けてたけどなあ。
ここで紙を追加。
もう一回かくね。【紫の囲み】
えっとケーキとジュースのセットじゃん、これで2mでしょ、これで4m。だって、ジュース2本で1m、ケーキ1個で1m。合わせて4m。次最後の三つのセットで、6mになる。
目標までは、ジュースを6本飲むことになる。
お~、お~、
カーリングの選手じゃないんだから
カーリングって?
カーリングの選手は「お~お~」って叫ぶんだよ。今度見てみて
答えにも「をーをーをー」と書いているが、答えは合っている(笑)【黄緑の囲み】
(今回の絵の全体像は下記2枚)
【朝子先生のコメント】
今日はものすごくしゃべってました。
もう止まらない感じでしたが、問題はちゃんとその間に取り組んでくれました。
問題を解く合間に少し喋るのではなくて、おしゃべりタイムの間にたまに絵を描くといった感じ(笑)
最近思うのは、先の推測をするようになってきていること。
ケーキ1個で1m、ジュース1本で50cmしか言ってないのに「ジュース2本で1m」と言いました。
言われたことだけではなく、その少し先も思いつく、考える余裕ができてきたのかなと思います。
「2MX37」でもお母さんは何円だろう?と先のことを考えていました。
言われた絵だけ描くのではなく、描いた絵の先をイメージできるのはとても大切なことです。
- 1mは50cm二つ分ということ
- メートルとセンチメートルの関係
- ジュース2本とケーキ1個がセットになっているという意味
これらの意味がしっかりわかっていて、わかりやすい絵も描けました。
親の振り返り
オンライン授業の様子を報告してもらったら、親の出番です!
子どもができたこと、できなかったことを整理して、今後に役立てましょう。
▶︎できたこと
- 問題文の意味
- 先を見通せるようになってきた
▶︎できなかったこと
- (特になし)
▶︎その他
- 息子のアホな会話にも朝子先生が楽しく答えてくれたので、息子が気分よく最後まで解き切ることができた。子どもの「充電」を邪魔せずに「楽しく」勉強するのが大事だと実感した。
今回は家庭で新しく気をつけることはなさそうです。
気づいたことは、どんぐりタイムを楽しい時間にして、最後まで気分よく解き切ることが大事だと改めて実感しました。
子どもによってストレスに挑む「充電方法」が違う
どんぐり問題は思考力をたっぷり養う時間なので、エネルギーをたくさん使います。
そのため、子どもは自分が心地いい方法で充電をするのです。
だからお菓子も必要なのです
息子の場合は、
- たまに床に寝そべってダラダラする(5〜10分くらい)
- たっぷりおしゃべりをする
この方法で充電しているようです。
今回のブログでは省略していますが、問題スタート前と後にもたっぷりおしゃべりしています。朝子先生は、息子が十分におしゃべりをすると気持ちが切り替わることを知っているので、途中で遮らないようにしてくれています。
うちではおしゃべりが延々と続くと、私がイラッとすることもあるのですが、大らかに見守ろうと思いました。(^ ^;)
お子さんの充電方法は何でしょうか?
これかな〜と思ったものは、お子さんの気がすむまで充電に付き合ってあげてくださいね!
- 怠けているように見えても、充電しているのかもしれません
- 充電中かな?と思ったら、子どもの気が済むまで付き合ってあげましょう!
家庭でやってきて良かったこと(おすすめ!)
今回は息子は正解でしたが、「センチメートル」が理解できるように工夫してきたこと紹介しますね。
朝子先生に教えてもらいました!
「センチメートル」を体感する方法
日常生活で、子どもが「センチメートル」を体感できる工夫があります。
それは、手の大きさ(親指から小指までの長さ)を測っておくことです。
例えばわが家では私の手は19cm、子どもの手は15cmです。
そして日常の中で、ものの長さを測る時に、手のひらを使います。
- 「この箱の長さは何cmかな?ママの手では足りないな〜。君の手の2個分だから…15cmたす15cmで30cmだね」
- 「新しいスニーカーを買おう!君の足は今何センチかな〜?ママの手より少し大きいね。20cmくらいかな?」etc
手のひらのほかにも、体の色んな部分を測って覚えておくといいと思います。
息子は腕の長さがちょうど50cmなので、「両腕を合わせると1メートルになるね!」という会話もしています。
また、体のどこかに1メートルのところがないか探してみたら、足から肩まででちょうど1メートルでした。今後はこれも会話に混ぜていこうと思います。
まとめ
今回は、ゼロイチ算数教室・山森朝子先生のオンライン教室の様子をお届けしました!
朝子先生のHP▶︎ゼロイチ算数教室/のんいく(https://zero1.info)
お子さんの充電方法は何ですか?
どんぐり問題は思考力をたっぷり養う時間なので、エネルギーをたくさん使います。
そのため、子どもは自分が心地いい方法で充電をしています。
- 怠けているように見えても、充電しているのかもしれません
- 充電中かな?と思ったら、子どもの気が済むまで付き合ってあげましょう!
家庭で「cm」を体感する方法
日常生活で、子どもが「センチメートル」を体感できるように、手の大きさを測っておくと便利です。
そして日常の中で、ものの長さを測る時に、手のひらを使ってください。
- 「この箱の長さは何cmかな?ママの手では足りないな〜。君の手の2個分だから…15cmたす15cmで30cmだね」
- 「新しいスニーカーを買おう!君の足は今何センチかな〜?ママの手より少し大きいね。20cmくらいかな?」etc
手のひらのほかにも、体の色んな部分を測って覚えておくといいですよ!
今回の記事は以上です!いかがでしたか?
どんぐりタイムを楽しくすれば、
勉強ってこんなに楽しいんだ〜♪
と思えて、大人になっても自分で勉強できる子になりますね!
ママは演出家になりましょう♪
一緒にがんばりましょうね!
以上、さよんごでした!