こんにちは!どんぐり暦3年半の、さよんごです
子どもの思考力を育てる「どんぐり倶楽部」について情報発信しています。
今回は、朝子先生のオンライン教室 再現してみたシリーズです♪
わが家では週に1回、ゼロイチ算数教室・山森朝子先生のオンライン教室を受けています。
完全ノーヒントでどんぐり問題を解きます ♪
その様子は、おうちどんぐりに使えるヒントが盛りだくさん!
- どんぐり問題の解き方
- どこまで声かけしていいの?(ヒントにならない、口出しにならない、子どもの気分を害さない!)
- 楽しく解くってどんな感じ?
などなど、ぜひ参考にしてくださいね(^ ^)
週2回の貴重などんぐりタイム。
質を高めて効率よく、思考力を養いましょう!
- どんぐり問題のやり方(朝子先生のお手本:1mx59編)
今回の記事が、どんぐりママ・パパの参考になれば嬉しいです。
目次
1mx59ってこんな問題
久しぶりのフンコロガシシリーズです!
3人一緒に2カ所で5個ずつ、4人一緒に3カ所で2個ずつ。これが1週間!複雑さMAXです!
- 3人が2カ所で5個ずつ、4人が3カ所で2個ずつで、これがさらに1週間ずつ。の絵を混乱せずに描けるか?
まずは私が、計算式だけで解いてみましょう。
- フンコロ:3人✖️2カ所✖️5個✖️7日=210個
- ウンコロ:4人✖️3カ所✖️2個✖️7日=168個
かけ算だらけ〜。
- 210個➖168個=42個
答え:42個
かけ算だらけになりました〜💦これを混乱せずにくり返す絵が描けるかな?
それから、この問題には別解があります。2か所の公園でそれぞれ5こずつ集めるのではなく、2か所の公園で集めた合計が5個という考え方です。(息子はこの考え方で今回解いています。)
(別解1)
- フンコロ:3人✖️5個✖️7日=105個
- ウンコロ:4人✖️2個✖️7日=56個
かけ算がちょっとシンプルになりました
- 105個➖56個=49個
答え:49個
それから、こんな別解もありますね!3人がそれぞれ5個集めるのではなく、3人が協力して5個集める、という考え方です。
(別解1)
- フンコロ:2か所✖️5個(3人が協力して5個)✖️7日=70個
- ウンコロ:3か所✖️2個(4人が協力して2個)✖️7日=42個
差を出したいから
- 70個➖42個=28個
答え:28個
日本語って、いろんな解釈ができますねぇ
オンライン教室スタート!:計34分
ここからは、オンライン教室の様子を再現してお届け!
- 解き方の流れは?
- どんな声かけをしているの?
- 楽しく解くってどんな感じ?
などなど、おうちどんぐりの参考にしてくださいね!
【1文目】8分
「フンコロガシ組は毎朝3人一緒に2カ所の公園へ行って5個ずつのフンを集めます。」
一気に読んだが、いつもの通り右ページ下に描き始める
口の中をたまに見せながら、本当に汚いわ~
糞転がしが3匹、2箇所の公園はしっかり描けている
ほぼ描き終わったところで
もう一回読んで
再度読んだ
5個ずつのうんこを描くのを忘れていたことに気づいたようだ
滑り台にうんこある仕掛けにしてうんこ滑り台にしよう
糞転がし組は「ふん」という旗を持っていることにしよう
【2文目】9分
「ウンコロガシ組は毎朝4人一緒に3カ所の公園へ行って2個ずつの ウンコを集めます。」
一度で「4人・3か所の公園」が聞き取れるようになったなあ
右ページ上にはうんころがし組を描く
滑り台とシーソーとロケットを描いてるなあ
バネでロケットがびよ~んって伸びて宇宙の果てまでいく。紙で作ったロケットで本当は、ロケットを蹴って・・・
公園でね、糞転がし見つけたことあるよ。
また鼻からむぎん茶出そう~、今日は鼻から牛乳出なかった・・・鼻からむぎん茶か・・・
【3文目】17分
「では、1週間で集めたフンとウンコの数はどちらが何個少ないでしょう。」
えっと1週間だから・・・うんころがしは1日で8個だったっていうのここに描いとく
右ページ上の家のようなマークのところに描いている
左ページに移動
こっち糞転がし組ね
フンコロガシを、下から15ずつ描いている
15個を2列書いて、3列目を描き始めた時やめてここでノート下へ移動
5個ずつ描いていく戦法に変わった~~~~
これ全部で5とか7こ描くの大変だから五円玉でもいい?
なんでもいいよ
すごい工夫だなあ
まず最初これで70になるじゃん。70と30じゃん
筆算でやってもいい?
あ、ちょうど100になった
え~ん、惜しいよ~、一つ5を書き忘れてるよ~~~~と言いたいのをおさえる(水色の囲みのところ)
あ、次、うんころがしの方行くね。うんころがしは簡単なんだよね
8個の○を7個分描いていく
掛け算はしないようで、一つずつ数えていく
これで合わせて・・・7×8なんだっけ??・・・
掛け算に気づいた!何も言わずに我慢だ・・・
これで57こじゃん?また筆算つかっていい?
いいよ
惜しいっ!7×8=56なのに、一つずれて57になってるやん!
でも掛け算が使えるかもと思えたところまではgoodだ
100ー57=43・・・うん転がし組が43個少ない
最初から読むので確認お願いします
大丈夫
確認しないのねえ(笑)
あってたらマリオ
間違えてたらクマ
あ~、間違えてたんだ~
【朝子先生のコメント】
惜しかったところ
やり方はとてもよかったが、少しずつ惜しかった
- 15×7=105が、100になった(五円玉を一か所書き忘れている)
- 8×7=56が57に数え間違いしてる~~
フンコロガシ:素晴らしい工夫ができた!
5ずつ並べて描いていくやり方は素晴らしい工夫
まず10を7日分書いて70を出して、あとから5を7個分足すやり方は最高に賢いなあ
15×7をするのではなく
15×7
=10×7 + 5×7
=70 + 35
=105
こんな分配法則を使っている
惜しくも5が6個になって間違えたけど、素晴らしい~♪
ウンコロガシ:気を抜いてしまった〜
「8×7」も、「5+3」にして「 5×7 + 3×7」にしてもよかったけれど、こちらは簡単だとたかをくくっていたようだ
15を7個書くのは大変だけど、8を7回書くのは簡単と思ったのかもしれない
惜しかったなあ
親の振り返り
オンライン授業の様子を報告してもらったら、親の出番です!
子どもができたこと、できなかったことを整理して、今後に役立てましょう。
できたこと
- 問題文は理解できて、やり方もあっていた
- 作戦を変更して、5ずつ描いて10でまとめる方法を思いついた!自力で素晴らしい工夫ができた
惜しかったところ
- 15×7=105が、100になった(五円玉を一か所書き忘れてしまった)
- 8×7=56なのに57と数え間違えてしまった
よく頑張りました!
惜しかったけれど、作戦を自力で変更したのは素晴らしい思いつきでした!
完全ノーヒントで、どんなに惜しくても子どもを信じて待つ。だからどんぐりっ子は自力で工夫せざるを得ない。時間はかかるけど、ブルドーザーが地ならしをするように底力がついていく。
来年のわからん帳では、きっとスイスイ解いてしまうことでしょう ♪
まとめ
今回の記事では、
- どんぐり問題のやり方(朝子先生のお手本:1mx59編)
についてご紹介しました!
問題文のポイント
フンコロガシとウンコロガシが公園でフンとウンを集めまくる問題。いかがでしたか?
3人一緒に2カ所で5個ずつ、4人一緒に3カ所で2個ずつ。これが1週間という複雑さMAXな問題でしたね!
- 3人が2カ所で5個ずつ、4人が3カ所で2個ずつで、これがさらに1週間ずつ。の絵を混乱せずに描けるか?
私が計算式だけで解いてみるとこんな感じ▼
- フンコロ:3人✖️2カ所✖️5個✖️7日=210個
- ウンコロ:4人✖️3カ所✖️2個✖️7日=168個
かけ算だらけ〜。
- 210個➖168個=42個
答え:42個
別解もあります。2か所の公園でそれぞれ5こずつ集めるのではなく、2か所の公園で集めた合計が5個という考え方です。息子の考え方はこれでした。
(別解1)
- フンコロ:3人✖️5個✖️7日=105個
- ウンコロ:4人✖️2個✖️7日=56個
- 105個➖56個=49個
答え:49個
別の別解も(ややこしいw)。3人がそれぞれ5個集めるのではなく、3人が協力して5個集める、という考え方。
(別解2)
- フンコロ:2か所✖️5個(3人が協力して5個)✖️7日=70個
- ウンコロ:3か所✖️2個(4人が協力して2個)✖️7日=42個
- 70個➖42個=28個
答え:28個
息子の場合(小3:お宝)
ケアレスミスが2か所あり、惜しくもお宝に。5個ずつでまとめて10をよけるという工夫を自力で思いついたのは素晴らしかったです!思考力の階段をまた一つのぼりました(^ ^)
今回の記事は以上です。
最後までお読みいただき、ありがとうございました!
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