こんにちは!どんぐり暦3年半になりました、さよんごです
子どもの思考力を育てる「どんぐり倶楽部」について情報発信しています。
今回は、朝子先生のオンライン教室 再現してみたシリーズです♪
わが家では週に1回、ゼロイチ算数教室・山森朝子先生のオンライン教室を受けています。
東京でゼロイチ算数教室をやってます!
その様子は、おうちどんぐりに使えるヒントが盛りだくさん!
- どんぐり問題の解き方
- どこまで声かけしていいの?(ヒントにならない、口出しにならない、子どもの気分を害さない!)
- 楽しく解くってどんな感じ?
などなど、ぜひ参考にしてくださいね(^ ^)
週2回の貴重などんぐりタイム。
質を高めて効率よく、思考力を養いましょう!
- どんぐり問題のやり方(朝子先生のお手本:1mx75編)
今回の記事が、どんぐりママ・パパの参考になれば嬉しいです。
目次
1mx75ってこんな問題
出ました、カード製造機の問題〜!
ややこしいね〜、混乱するね〜 笑
- 「5分で2枚」「厚さ20mm」「16cm」「11時45分から」など、さまざまな数字と単位が登場する。混乱せずに区別できるか?(読解力)
- 出てきた時間を、時刻に当てはめることができるか?(時刻と時間)
計算式だけで解けるか、まずは私がやってみましょう〜
- 1枚20mm(2cm)ということは「16cm➗2cm=8枚」で、16cmは8枚分
- 5分で2枚だから「5:2=20:8」で、8枚作るのにかかる時間は20分!
- 11時45分の20分後は…(頭の中でアナログ時計を想像して…)12時5分!
答え:12時5分
あってました〜!ホッ
数字だけを操っていると、何が何だかわからなくなりますねぇ。
オンライン教室スタート!:計28分
ここからは、オンライン教室の様子を再現してお届けします!
- 解き方の流れは?
- どんな声かけをしているの?
- 楽しく解くってどんな感じ?
などなど、おうちどんぐりの参考にしてくださいね!
【1文目】5分
たっぷりおしゃべりをしたら突然、
はじめ〜
「5分で2枚の巨大カードを作ることができるカード製造機があります。」
右ページ下にカード製造機を描き始めたが、バツをして右側に描いた
ちょっとこれ小さい・・・っていうかまたカード製造機?
で、これがカード用のカゴ(右端の縦に黒く長いところ)
カードを取るのに1分かかって、カードをあげていくのに2分かかって、カードを作るのに3分かかって、カードをここからこうするのに4分かかって、落ちてくるのに5分かかる
では、できたカードは何枚でしょうか、だったら簡単にすぎだね。
どうなるの?
2枚
お~
今日は前回と違って落ち着いているなあ
【2文目】3分
「できたカードは順番に積み重ねます。」
右ページ左端に描いた
カードが不安定だから、製造している人にどっす~ん、だけど軽いからそのまま爆弾でカード焼き尽くして・・・カードを焼きつくした人はパラシューとで逃げていく。急ぎすぎて逆さになってる。開始5秒でひゅ~ってパラシュートから落ちて・・・気絶するだけだった
どうやってその人は逃げたでしょうか、じゃないの?
ちょっと違うねえ
【3文目】2分
「カードの厚さは20mmです。」
全然違うじゃん(問題文)
笑
20mmってことは、2cmくらいかな
右ページ上に描いた
【4文目】2分
「この機械は、積み重ねたカードの厚さが16cmになると自動的に止まってしまいます。」
右ページ真ん中したのほうへ描いた
カードの厚さ20mmは一枚の?
うん
右ページ上の方に描き始める
自動で止まるから、ぽーいって電池4個をゴミ箱に掘り投げて、自動的に電池がゴミ捨て場に行く。電池回収箱にしまわれていく
だから、止まるんだ!
だって、電池抜いたら止まるでしょ
【5文目】16分
「では、11時45分から機械を動かしはじめると、何時何分に機械は自動的に止まるでしょう」
11時15分?
11時45分だよ
左ページに移動して、時計を描き始めた
11:45にカード製造機を動かすとこれで5分
まず最初、これで5分、ここらへんで10分たって、これで20分たって、これで12枚で・・・
左ページ真ん中に再度時計を描く
9-10-11で3枚(3cm)、12-1-2で3枚(3cm)、3-4-5で3cm、6-7-8で3cm。合計12cm。
本当は1枚2cmだが、1枚1cmとしてしまった。合計も本当は16cm。
12枚
もう答えわかったからかけていい?
いいよ
答え12時20分
最後に読むから確認してね
もう一回よまなくて大丈夫
11:45からどうやって進めたのか見えないからそれだけ教えて
あ、わかんなくなったから、もう一回書く
左ページ右上に少し大きめの時計を書く
次に左端にまた書いて考え始めた
さっきの絵では枚数が足りないことに気づいて、1-2-3で15枚(15cm)、4で16枚(16cm)に増やした。
でも、枚数とcm が混乱しているので、本当は5分で2枚は4cmとなるが、1枚1cmとしたので、16枚で16cmとなった
12時
今日ね、数字が全然見えないの、11:45の次どこに進んだんだっけ?ごめんね見えなくて
またかき直す
左ページ左したへ
①10-11で2枚、12-1-2で4枚 (12-12と見間違えている)、3-4 で6枚、5-6で7枚(8枚じゃなかった)、7-8で8枚…
②9-10で10枚、11-12で12枚(ここで1時)、13-14で14枚、15-16で16枚(16cm)(1時20分)
答え1時20分・・・でも合ってる気ゼロ
どっか難しかった?
向日葵組より難しい
合ってたら茶色の髭の口が臭いおじさん、まちがってたら朝子先生の鼻くそ
私の鼻は美しいので鼻くそはございません
絵を持ち上げて見せてくれた。(小さくて見えないと伝えたら)
9~10で10分ってことね?
違うよ・・・9~10で5分で2枚
あ~、なるほど 11~12で5分:2枚、1~2で5分:2枚、3~4で5分:2枚ってことね?
うん
5分が4つ分で電池が飛び出すってこと?
うん
なんでばぶんごくん5分が4つ分ってわかったん?
わかったから
じゃ、今度、そこも絵にしてね
は~い
お宝で終了
しばらく画面越しに将棋で遊ぶが、ばぶんごくんが勝った
あさこ先生は将棋とかは向いてないのかな
笑
悔しいからばぶんごくんに勝てるまで教えて。じゃあ終わるよ〜
【朝子先生のコメント】
できなかったこと
- 時計の進み方がまるで囲んでいるからか、5分抜かしのようになっている
- 枚数とcm が混乱している(本当は5分で2枚は4cmとなるが、1枚1cmになった)
- 16cmになるにはカードが何枚分になるという絵がなかった
今後の取り組み
時刻、枚数、厚みと因子が増えてきたので、これらの関係性を描いていくことと、時計の進み方が5分で2枚というときの絵の工夫がいるなあと思った
親の振り返り
オンライン授業の様子を報告してもらったら、親の出番です!
子どもができたこと、できなかったことを整理して、今後に役立てましょう。
できたこと
- 「16cmで止まる」ことは理解できた
できなかったこと
- 枚数とcmが混乱してしまった
- 時間の読み方が5分抜かしになってしまった
3か月前に類題を解いた時は、なんとか正解したのですが、今回はなかなか苦戦しました💦
できたり、できなかったりを見守ればいいのかなぁ…?
時計の練習を家庭でした方がいいのかなぁ…?
と悩んだので、朝子先生に聞いてみました。
結論から言うと、
何もしなくて大丈夫です!
ということでした!
- 今回は数字をまるで囲んでダメだったけれど、まるで囲んでできる問題もある
今回は、時計の文字盤をまるで囲んだら5分抜かしになってしまい、間違えてしまいました。しかし、この方法で解ける問題もあるので、まるで囲むという方法自体は、間違いではありません。
- ばぶんごが自力で見つけた方法を、このやり方ではダメだよと受け取ってほしくない
まるで囲むという方法は、ばぶんごが誰からのヒントも貰わずに、自力で見つけた方法です。家庭で時計の練習をすることで、この方法ではダメなんだよというメッセージが伝わってしまうと、
- 全ての問題でまるで囲むのはダメなんだと思ってしまう
- 自分で考えたやり方では、やっぱりダメなんだと受け取ってしまう
と誤解してしまうかもしれません。これは絶対に避けたいことです。
- いざとなったら6年生で軌道修正すればいい
もし万が一、わからん帳でもくり返しできなかった場合は、6年生まで待ってからやり方を教えれば良いそうです。今回は、ばぶんごができなかった点を親がはっきり理解できているので、6年生のぎりぎりまで待ってから「まるで囲むんじゃなくてね…」と種明かしすればいいそうです。
でも、いずれ自分で気づくと思いますよ!
こんなこと気づいていないんだな〜、かわいいな〜と軽く捉えて、この時期を楽しんでくださいね ♪
「麦茶」と「むぎんちゃ」を言い間違えてるのがかわいいのと、同じくらいの感じですよ。
まとめ
今回の記事では、
- どんぐり問題のやり方(朝子先生のお手本:1mx75編)
についてご紹介しました!
問題文のポイント
カード製造機の問題、いかがでしたか?
「cm」「枚数」「時間」「時刻」といろんな要素が登場する、ややこしい問題でしたね!
- 「5分で2枚」「厚さ20mm」「16cm」「11時45分から」など、さまざまな数字と単位が登場する。混乱せずに区別できるか?(読解力)
- 出てきた時間を、時刻に当てはめることができるか?(時刻と時間)
私が計算式だけで解いてみたところ▼
- 1枚20mm(2cm)ということは「16cm➗2cm=8枚」で、16cmは8枚分
- 5分で2枚だから「5:2=20:8」で、8枚作るのにかかる時間は20分!
- 11時45分の20分後は…(頭の中でアナログ時計を想像して…)12時5分!
答え:12時5分
息子の場合(小3:お宝)
「枚数」と「cm」が混乱してしまい、1枚1cmになってしまいました(本当は1枚2cm)。また、時間をまるで囲んだので5分抜かしの状態になってしまいました。なかなか苦戦の回となりました〜💦
今回、時計の文字盤をまるで囲むことで5分抜かしになってしまいましたが、家庭では特に何もしなくて良いそうです。その理由は次の3つ。
- 今回は数字をまるで囲んでダメだったけれど、まるで囲んでできる問題もある
- ばぶんごが自力で見つけた方法を、このやり方ではダメだよと受け取ってほしくない
- いざとなったら6年生で軌道修正すればいい
息子の力を信じて、見守りたいと思います!
今回の記事は以上です。
最後までお読みいただき、ありがとうございました!
★教育は、ゆっくりじっくり丁寧に
★子育ては、慌てず騒がず穏やかに
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