こんにちは!
どんぐり暦3年の、さよんごです
子どもの思考力を育てる「どんぐり倶楽部」について情報発信しています。
今回は、朝子先生のオンライン教室を再現してみたシリーズです♪
わが家では週に1回、ゼロイチ算数教室・山森朝子先生のオンライン教室を受けています。
東京でゼロイチ算数教室をやってます!
その様子は、おうちどんぐりに使えるヒントが盛りだくさん!
- どんぐり問題の解き方
- 絶妙な声かけ(ヒントにならない、口出しにならない、子どもの気分を害さない!)
- 子どもと楽しく解いている様子
などなど、ぜひ参考にしてくださいね(^ ^)
週2回の貴重などんぐりタイム。
質を高めて効率よく思考力を養いましょう!
また、今回の見どころは、時間と時刻の問題がはじめての正解に!その秘訣は!?です。
- どんぐり問題のやり方(朝子先生のお手本:2mx14編)
- 時間と時刻の問題がはじめて正解に!(4か月前から母はこっそりサポートしていた)
今回の記事が、どんぐりママ・パパの参考になれば嬉しいです。
目次
2mx14ってこんな問題
2mxの登竜門!カード製造機の問題きました〜。
息子は以前「2mx13」の類題にチャレンジしてお宝になっています。
今回の問題のポイントは、以下のあたりかなと思います。
- 「5分で3枚」「厚さは10mm」「15cm」「11時45分から」など、さまざまな数字と単位が登場する。これらを混乱せずに区別することができるか?(読解力)
- 5分で3枚=3cm、15cm=3cm✖️5、だから5分を5倍にすることができるか?(かけ算、わり算)
- 25分という時間を、時刻に当てはめることができるか?(時刻と時間) etc
さて、私もぐっと気合を入れて、計算式だけで解いて・・・みることはできません。笑
字面だけ見ていてもまったくわからないので、絵図を描いて解きました。
- 5分で3枚=5分で3cmできる
- 15cmの中に3cmは5こある。つまり、15cmの高さになるまで5分✖️5=25分かかる
- 11時45分から25分後ということは・・・12時10分!
答え:12時10分
時刻の計算で1回、間違えました!笑
情報がたくさんあって、ややこしかったです。
絵図をキレイに描いて、頭の中の整理をしていかないと間違えそうですね。
問題スタート!(オンライン教室)
ここからは、オンライン教室の様子を再現してお届けします!
- どんな声かけをしているの?
- 解き方の流れは?
- 楽しく解くってどんな感じ?
などなど、おうちどんぐりの参考にしてくださいね!
【最初のおしゃべり】5分
今日は、小学生まつり(学園祭みたいなもの)の報告から始まった
ばぶんごくんがやったのは、不思議な脱出ゲームとか、ジャングルアスレチックとか
学校で?
ほんとはやっちゃいけないことだけど、小学生まつりだから許されることだよ。
窓のところに立ったり、机の上に立ったり、机から机に飛んだり。そこは底なし沼だから。
どんぐりはじめて~
おしゃべりに満足したようだ 笑
は、はい。
今日はカード製造機の問題にしようと思います
それ、前間違えたやつ?
カードの問題、いっぱいあるんだよね
【1文目】6分
「5分で3枚の巨大カードを作ることができるカード製造機があります。」
右ページ右下に描き始める
ばぶんごくんのカード製造機のイメージ、以前と似てるのが面白い
5分で2枚になっているけど、それ以外はよく覚えてるなあ(ピンクのマーカーは後から追加した)
かけた~。
まず最初、ただの白い紙を機械にここまで運んでもらって、アームが出てきて、自動でつかんでいって、そして(2分のところで)ここに渡して、そのただの白い紙を改造してくれて、上に上がらせて、(3分)ここで色付けして、(4分)ここで干して、(5分)落とす。
色がそれぞれ選べるよ。
再度、確認で読んでおくね
カードを1枚追加(ピンクのマーカー)して3枚にした
【2文目】1分
「できたカードは順番に積み重ねます。」
機械がキャッチしてくれて・・・順番にアームが出てきて積み重ねる
【3文目】3分
「カードの厚さは 10 mmです。」
ふんふん、やっぱりもう一回読んで
10mmか~、今ポテト(お菓子)を粉々に潰して、お菓子スープを作るところです(笑)
嫌だ
ポテトチップス粉々にして〜
むぎんちゃ(麦茶)入れるのは?
もっと嫌
じゃあ、どんぐり終わってからやってもいい?
お母さんきてからならやってもいいよ
その準備だけしとこうかな・・・ちょっと手洗ってくる~
右ページ右端に書いた
【4文目】13分
「この機械は、積み重ねたカードの厚さが15cmになる と自動的に止まってしまいます。」
ってことは、15mmになると、カード製造機が壊れる・・・(ニヤッ)・・・カード製造機が壊れる・・・壊れちゃった~ってことかな・・・
「15cm」と「15mm」を間違えている
最初の文章って、3枚で10mmだっけ?
・・・見て~、用意だけした(お菓子粉々)
用意だけならいいけどむぎん茶入れるのは、お母さんきてからにしようねえ
なんで、むぎん茶入れるのはお母さんきてからなの?
お母さんに見てもらおうね
カード製造機を壊したいから、だれかが発明したのかな
壊したい人いないと思うけど
5mmのカードなんてないし・・・どうしようかなあ
再度読もうか?
うん
厚さのところまで読むと
カードの厚さは一まいの?
カードの厚さだからね
4文目を読むと
あ、15mmって聞こえた~、15cmね!
えっとえっとえっと・・・えっちち◯こ変態ぶりぶり・・・
といいながら、右ページ上の方に物差しを描こうとして、途中でやめて左ページへ移動
左ページ上の方に丁寧なものさしを描いている。
5mmのところが少し高くなっていて、正確な物差しが描けている
ようやく15cm書けた~・・・ぶり~ら~、ぶりら~、
ぶりら~って何?
次は何描こうかなってこと・・・今度はどうすればいいかなってこと・・・ぐりーらー、ぐりらー、ぐりぐりぐりらー、ぐりぐりぐりぐりらー・・・
やっぱりこれ描いてもちょっとだけ意味はなかったってこと。
だって、10mmなんだから、1cmは10mmなんだから、カード15枚になるじゃん、15枚は15cmだから、結局は意味なかったってこと、ぽいすて~
と言いながら、右ページにゴミ箱を描いてぽいすてーと言っている
やめて~
(せっかく丁寧な物差しが描けたのに〜💦)
でもばつはしなかったよ
ありがとう
次読んで
【5文目】11分
「では、11時45分から機械を動かしはじめると、何時何分に機械は自動的に止まるでしょう。 」
やっぱり書き忘れてた。
何を?
カード製造機のやつ
右ページ右端に、カード15枚積み重なっているところを書いた
のちのち、この絵が重要になる
なぜ、このタイミングで描いたのかしら
それにしてもこの絵は大切~♪
自動的に・・・わっはっはっは・・・あっはははは・・・・
と言いながら倒れた(芸人のように)
そして突然起きて
じゃあ書くね、やっぱり簡単だった
え?
右ページ右端の絵を使って
こうすれば5分と5分が10分、10分と10分で20だから、25分かかるってこと。
カード15mmのあつさにするには25分かかる。
だって3枚で5分かかるから、こっちも5分かかるから、25分かかるってこと。
ってことはねえねえ、あさこ先生、何分からやるんだっけ?
再度読む
11時110分?笑
適当なことを言うけけど左ページ下の方に丁寧な時計を書き始めた
3枚で5分も忘れてない!その調子だ
右ページ右端の絵には、3枚を丸で囲んでその横に5分と描いている。とてもわかりやすいなあ
あさこせんせ~、じゃあ書くね~
は~い
わかった!答え、12時5分
どうやってその時計使ったの~
これでやってさ、25分だから・・・あれ?・・・45分から0分になると(針が12まで進むと)あと15分で12時になるから、ってことはここで15分で・・・
右ページ右端の絵をみながら
あ、やっぱり12時10分だった
最初から読む?もういい?
もういい
終了(どんぐりタイム計34分)
正解を伝えたと同時に、お母さんを呼んだ
一刻も早くお菓子スープを作りたかったようだ(笑)
【朝子先生のコメント】
できたこと
時刻と時間が関係する問題ができたのは、初めてかもしれません!
正確に3枚セットで5分、それが5セットで25分がわかりました
そして11時45分から25分後が正確に答えられました
やってくれました~。嬉しい(泣)
丁寧に、時刻を読み方を伝え、丁寧に、何分後を伝えたお母さんの成果です
ふざけている時も、考えていないようで、考えています
口で言ってることからはまるで違うことを、頭の中で動かしているようです
まだ危ういところ
たまに15mmと15cmを言い間違えたり、聞き間違えたりするので、まだ少し完全ではありません
それでも確実に理解の途上にあります
15mmだと聞いた時は、カードの厚さが10mmなので、本気でどうしようかなあと考えているようでした。
また、一つステップを上がりました
親の振り返り
オンライン授業の様子を報告してもらったら、親の出番です!
子どもができたこと、できなかったことを整理して、今後に役立てましょう。
▶︎できたこと
- 「mm」と「cm」の違いがわかっていた
- 時刻と時間を区別することができた!
- 時計の絵も上手になってきた
- デンタくんもちゃっかりしっかりできていた(5と5で10、10と10で20、それに5をたして25)
▶︎できなかったこと
- まだ危ういところはあった
2mxの中では久しぶりの正解でした〜!笑
よく考えて、丁寧に絵に描けて、いいどんぐりタイムが過ごせました!
まだ危ういところはあったけれど、ゆっくり見守りたいと思います。
朝子先生からは、「丁寧に時刻の読み方を伝え、丁寧に何分後を伝えたお母さんの成果です」とコメントいただきました。もしそうだとしたら嬉しいです。
私が4か月前からしてきたサポートを、別の記事でまとめてみたので、もしよかったら覗いてみてください。
時計(時刻)と、時間と、速さについて、家庭でできるサポートを紹介しています
これらのサポートは、これからも気長に続けていきます!
まとめ
今回の記事では、
- どんぐり問題のやり方(朝子先生のお手本:2mx14編)
- 時間と時刻の問題がはじめて正解!(4か月前から母はこっそりサポートしていた)
についてご紹介しました!
カード製造機の問題、ここがポイント!
カード製造機の問題、いかがでしたか?
時刻と時間、何分で何枚できる、など、要素が複雑にからんでくる問題でしたね。
今回の問題文とポイントは、以下のとおりです。
- 「5分で3枚」「厚さは10mm」「15cm」「11時45分から」など、さまざまな数字と単位が登場する。これらを混乱せずに区別することができるか?(読解力)
- 5分で3枚=3cm、15cm=3cm✖️5、だから5分を5倍にすることができるか?(かけ算、わり算)
- 25分という時間を、時刻に当てはめることができるか?(時刻と) etc
ややこしい問題ですね。(^ ^;
私が解いてみたら、こんな感じ(下図)。字面だけ見ていてもまったくわからないので、絵図を描いて解きました。
- 5分で3枚=5分で3cmできる
- 15cmの中に3cmは5こある。つまり、15cmの高さになるまで5分✖️5=25分かかる
- 11時45分から25分後ということは・・・12時10分!
答え:12時10分
時刻の計算で1回、間違えました!笑
息子の場合
まだ危ういところはあったけれど、なんとか正解できました!日常会話を工夫した成果が出たのだとしたら嬉しいです。
- 「mm」と「cm」の違いがわかっていた
- 時刻と時間を区別することができた!
- 時計の絵も上手になってきた
- デンタくんもちゃっかりしっかりできていた(5と5で10、10と10で20、それに5をたして25)
家庭でできる「時計(時刻)、時間、速さ」のサポートとは?
私が4か月前から、こっそりしてきたサポートと息子の変化を、別の記事で紹介しています。
時計(時刻)と、時間と、速さについて、家庭でできるサポートを紹介しています
時間の苦手なお子さんの参考になるかもしれません。もしよかったら、ご家庭でアレンジして使ってみてくださいね!
今回の記事は以上です!
最後までお読みいただきありがとうございました(^ ^)
★学習は、ゆっくりじっくり丁寧に
★子育ては、慌てず騒がず穏やかに