こんにちは!どんぐり暦3年半のさよんごです。
子どもの思考力を育てる「どんぐり倶楽部」について情報発信しています。
どんぐり問題は、家庭学習が基本です。
でも、自分(と子ども)だけで取り組んでいると、
- どんぐり問題の解き方、これでいいのかな?
- 何だかうまくいかなくて焦っちゃう・・・
などなど、疑問や不安が出てくるものです。
そこで今回は、おうちどんぐりの参考にしていただけるよう、わが家のどんぐりタイムを再現してお届けします。
どんぐり倶楽部の基本に忠実、を心がけています!
- どんぐり問題のやり方(わが家の場合:2mx09編)
今回の記事がどんぐりママ・パパの参考になれば嬉しいです。
目次
2mx09ってこんな問題
3つのグループの数の調整をしたら、何番目を乗り越えて間の数を見つける問題です!ハードルがいくつもある複雑な問題ですよ〜。
- 3つのグループの数の調整ができるか?
- 「何番目」を理解して「間」の数を正確に見つけられるか?
私が計算式で解くと、こんな感じです。
- 赤➕青➕黄=42
- 赤=青➕6
- 青=黄➕3
連立方程式を計算して…
- 赤:19 青:13 黄:10
次のハードル。これを絵図にして…
間の数がこれでやっとわかった!
- 5➕0➕2=7
答え:7人
この問題は1mx69と同じ問題で、息子は3か月前に解いてます。
朝子先生とオンラインどんぐりで解きました!
【小3・1月】おうちどんぐりスタート!(36分)
ここからは、お家どんぐりを再現してお届け!
どんぐり問題の進め方や、私が口出しをグッと堪える様子など、おうちどんぐりの参考にしていただけたら嬉しいです。
【問題選び】
2mxの中からじっくり選んで、向日葵組に決定!
【最初のお願い】
最近、ケアレスミスが続いているばぶんご。
簡単だと思った時こそ、要注意!
と言ったら、ニヤリと笑った。心あたりがあるのかな? 笑
【1文目】4分
「拓郎君のクラスは全員で42人の向日葵組です。」
右ページ上。
教室を描く。今までに見たことのない絵だ~♪(脳が進化しているということ)
この椅子は(左側から)12人用、21人用、6人用、2人用
12+21+6+2=42人であってる!4つの足し算が頭の中で正確にできた。
お~っ
【2文目】2分
「向日葵組は、赤、青、 黄の3班に分かれていて、赤は青よりも6人多く、青は黄よりも3人多くいます。」
文節ごとに
ストップ!
と言いながら、少しずつ描いていく。笑
右ページ右下。
赤15、青9、黄6 になった。(これだと合計30人)
【3文目】26分
「今、班毎に 1列に並んでもらい、班毎に前から8番目と後ろから6番目の間の人数を出して、その人数をみ んな加えました。」
見開き真ん中あたりに、全てを1列にした絵を描いた。
ばぶんごにとって難しい難しい言葉の一つ、「ごと」。
“班ごとに1列”ってどういう意味かわかる?
(絵を指して)だからこういうことでしょ?
辞書調べてみるね・・・それぞれについてのっていう意味だね。だから、班ごとに1列っていうのは、班それぞれで1列。
なんだそういうことか。じゃあここに描けてた。
おお~!
少し気づいてくれたかなぁ?
左ページに移動。
先頭のまるの隣に線を引いた!(先頭は組分けの印なので数に入らない)
赤をシャカシャカ描くが、まるの線が重なって数えにくい・・・グッと堪えて見守る。
青も描いて、数を数えて調整しようとするが・・・
ちょっと線が重なっちゃったから描き直す
おお~~~!いいところに気づいたね~~~!
3枚目を追加。
赤21、青15、黄6まで描くと
このままやると42人以上になっちゃう・・・
おお~~!気づけたねぇ!
青5人減らせたらいいな・・・
その下に描きなおし。
赤16、青13、黄7で
こっちもダメ・・・
またダメなことがわかった?いいねぇ。今日はどんどんわかるねぇ。
筆算つかっていい?
足りない数を割り出そうとしている!いいぞ〜・・・と思ったら、なんと40-33=7をしてしまい
あと7人増やせばいいから・・・
アイデアはいいけど、40人じゃなくて42人だよー!!!42−33=9で3人ずつ割り振ればいんだよぅ!と叫びたいのをグッと堪えて見守る・・・。
ちょっと脱線
ここで、私が4mx49を解いていたが計算ミスしてお宝になる。息子のこと言えないわ。笑
間違えた~~~。筆算計算ミスしてお宝だ~~。
とブツブツ言ってたら
え〜?そんなの間違えたの?やり直せばいいじゃん
ちょっと小馬鹿にしてきたので(笑)、筆算ミスするとどうなるのか教えるチャンス!!!
わからん帳やるの1年後だもん~。計算ミスしただけで1年後だよ~っ。くやし~っ
えっ・・・1年後・・・(驚いた様子)
間違えた筆算見せてというので「30+30+30+18=78(ホントは108)」と間違えたのを見せると
な~んだ、そんなのばぶんごくんだったら工夫してできるよ。そんな難しいことしないで、まず最初30+30をして60。そこにまた30足して90。で、90+18をすれば、えっと・・・108だよ
おっしゃるとおり。そういうあなたはこの前「20−12」を「28」と間違えました。笑
おお~!そうかぁ。丁寧にやればあってたのに・・・悔しーっ
私が計算ミスして悔しがる姿から、何かを感じれくれるといいな。
3つのグループの数の調整、最終段階
向日葵組に戻り、紙を追加。
・・・できた~
数えて・・・42人になっている!これで3つのグループの数の調整ができた!
班を示す先頭のまるを何度か数え間違えそうになっていたので
このまる、数え間違えそうになってたね。何か工夫できる?
じゃあこうする
と四角で囲んでくれた。
何番目と間
はい、次読んで
次というか、3文目をもう一度読む。笑
前から8番目、後ろから6番目をサクッと数えてまるで囲む。何番目、間の理解はもうバッチリ。
どっちが前でどっちが後ろ?わかるように描いといて欲しいな
前、後の区別を描いてくれた。
【4文目】1分
「さて、今足した人数の合計は何人になったでしょう。」
絵を見てすぐに
7人。答え7人
【最後に通して読む】3分
最初のお願い「簡単だと思った時こそ要注意!」を確認してから、通して読む。
最後の絵で確認してもらう。
まあまあ絵を見てくれてるけど、数えなおしたりはしていない。今後のお願いは、「最後に通し読みする時、数えなおしてね」にしようかな。
答え7人~
正解を伝える。
親の振り返り
問題を解いた後は、親の振り返りです。
できたこと、できなかったことを整理して、日常生活を工夫していきましょう!
できたこと
- 3つのグループの数の調整ができた
- 何番目、間がバッチリ理解できた
できなかったこと
- 特になし
今回は、すべて自力で軌道修正できたのが良かったです!
- 赤組のまるの線が重なってぐちゃ~っとなってしまった時▶︎自分で数えにくいことに気づき描き直した!
- 43人ではなく「40人-33人」の筆算をやっていた時▶︎次の絵では43人の絵が描けた!
横で見ているとどうしても口出ししたくなるのですが・・・堪えて良かったです!笑
ケアレスミスにも自分で気づけるようにならないと、誰かがいつも注意してくれるという習慣がついてしまいますものね。
今回はちょうど私自身がケアレスミスしてしまったので、いいチャンスとばかりに悔しがる姿を演出してみました。口出しと気づかれないように口出しする作戦です♪笑
まとめ
今回の記事では、
- どんぐり問題のやり方(わが家の2mx09編)
についてご紹介しました!
問題文のポイント
向日葵組の問題、いかがでしたか?3つのグループの数の調整をしたら、何番目を乗り越えて間の数を見つける問題でしたね!
- 3つのグループの数の調整ができるか?
- 「何番目」を理解して「間」の数を正確に見つけられるか?
私が計算式で解くと、こんな感じ。
- 赤➕青➕黄=42
- 赤=青➕6
- 青=黄➕3
連立方程式を計算して…
- 赤:19 青:13 黄:10
次のハードル。これを絵図にして…
間の数がこれでやっとわかった!
- 5➕0➕2=7
答え:7人
息子の場合
小3・10月(1mx69:お宝)
この問題は1mx69と同じ問題で、息子は3ヶ月前に解いてます。42人のところを32人と勘違いしたままお宝になりました。
小3・1月(2mx09:正解)
今回は2mx09としてチャレンジ!見ていてハラハラする場面もありましたが、全て自力で起動修正できました!文句も言わず次々に5回も描き直したのはさすがどんぐりっ子。しっかり正解できました。
今回の記事は以上です。
最後までお読みいただき、ありがとうございました!
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