こんにちは!
どんぐり暦3年の、さよんごです。
子どもの思考力を育てる「どんぐり倶楽部」について情報発信しています。
春休みが来ました!
長期休暇はわからん帳をやりましょう(^ ^)
(わが家ではお宝が多いので、週に1回は継続していますが。笑)
今回は、わが家の「0mx11」をわからん帳で解いている様子を再現してお届けします!
1年前に不正解(お宝)だった時から、どんぐりっ子の息子の絵が、どのように進化したのか?の変化もご覧いただけます。
どんぐりっ子の成長がどんなものか、わかります!
- どんぐり問題のやり方(わが家の0mx11編)
- 1年かけてどんぐりっ子はどのように成長(進化)するか?(絵の比較)
今回の記事がどんぐりママ・パパの参考になれば嬉しいです。
どんぐり問題のわかりやすい解説はこちら▼
目次
0mx26ってこんな問題
かけ算の問題ですね。
この問題のポイントは次の点かなと思います。
- お弁当1つとにんじん4本をこうかんするというルールを理解できるか?(読解力)
- 1:4の関係をキープして、5回くり返すことができるか?(かけ算)
計算式では次のようになりますね。
4✖️5=20
答え:20本必要
【1年前】お宝
息子はこの問題を、約1年前(小1の冬)にやってお宝になっています。
その時の絵がこちらです。
- 「人参4本とお弁当1個が交換できる」ということと、「お弁当が5個必要」ということが繋がってない。
- お弁当の中に人参が入っているという設定にしたことから、区別が曖昧になってしまっている。
この時は、問題文が全体的に理解できなかったり、繋がっていませんでした。
人参が入ったお弁当を描いてしまったので、自ら混乱してしまった・・・という感じですね(^ ^;)
【問題スタート】わからん帳で再チャレンジ!
小2の春休みに、わからん帳で再チャレンジです!
ここからは、息子が解いた時の様子を再現してお届けします。
【今日の約束】
今回は、
数える時に、区切って数えてくれる?
とお願いしました。
【1文目】
「うさぎの おべんとうやさんが おいしいおいしい おべんとうを うっています。」
黙々と描いていく【下図】。
【2文目】
「おべんとう1つは にんじん4ほんと こうかんしてくれます。 」
おべんとう1つ?
うん
にんじん4本?
うん
と、交換してくれる?
って、書いてあるよ。
はい、お弁当1つと、にんじん2本を交換してくれる絵書いたよ
人参の本数があっという間に変わってる!笑
にんじんって何本だっけ?
あ、人参4本を交換している絵を描いたよ。
ほら、外に出して・・・
ほら、かけたよ
【3文目】
「きょうは みんなで こうえんに いって このおべんとうをたべることに しました。 」
左ページに大きな絵を描いていく。【下図】
かけたよ
楽しそうだね~!今日はいいお天気だもんね
現実の世界も、晴れてていい天気。
あと太陽も描いとくね
太陽と雲を書いて、桜の花も描く。
満開してる
今はちょうど、現実の世界の桜も満開!
満開してるんだね~。じゃあ100%の花が全部咲いてるんだね~
最近、満開とか5分咲きとかの話をしたばかり。笑(^ ^)
桜の絵を最初は丁寧に描いて、枝から一つの花に5枚の花びらがついている。
あとはめんどくさくなったみたいでだいぶシンプル。笑
【4文目】
「みんなで 5この おべんとうを かうとすると にんじんは みんなで なんぼん ひつようでしょう。 」
もう一回読んで?
特別だよ~!笑
再度、読む。
えいとぉ(えっと)、お弁当を5こ、買うでしょ。
と言いながら描いていく。【緑の囲み】
“四本のにんじんとこうかんできます” という看板。
ひとつで人参4本と交換してくれるから・・・
【緑の囲み】に書きながら、【青い囲み】にも絵を追加する。
今ピッしてる。確かこんな感じ。赤くなるんだよ。あと、なんか貯金とかする箱。あと、現金がはられる(金額が書いているってことかな?)レシートとか。
セブンイレブンのレジを描いている。笑
ここで区切った
「にんじん4本:お弁当1個」の絵の横に、縦の線を描いた。わかりやすい絵。
5人分だったっけ?
◯◯分、という難しい言葉が使えている。
「みんなで5このお弁当を買うとすると」だって
人参は何本必要でしょう、だったっけ?
「人参はみんなで何本必要でしょう」だって
【緑の囲み】に追加していく。
ここで区切って、ここで8
1、2、3、4、1、2、3、4。
区切って・・・これで8でしょ?
8+8は16だから、ここでまた区切って、17、18、19、20。
みんなで20本。
4:1の絵がわかりやすく描けている。
こたえ書いてもいい?
答えを書く。【黄色いマーカー】
あ、また“算”って書こうとしちゃった
かけた
最後に通して読むね
【最後に通して読む】
(通して読む)
1文ずつ「描けてる」と言いながら聞いてくれてる。
正解で終了。
絵の全体像は下記。
親の振り返り
問題を解いた後は、親の振り返りです。
できたこと、できなかったことを整理して、日常生活を工夫していきましょう!
▶︎できたこと
- 交換しているイメージがしっかり持てていた
- 1:4をキープして、5回くり返すことができた
▶︎できなかったこと
- (特になし)
今回はよくできました〜!
文章もよく理解できていて、しっかりわかって正解しています。
問題文が全体的に理解できていなかった1年前から、しっかり成長しました。(^ ^)
まとめ
今回は、わが家の「0mx26編」をお届けしました!
1年前は、問題文が全体的に理解できなかったり、つながりが見えなくてお宝になっていました。
- 「人参4本とお弁当1個が交換できる」ということと、「お弁当が5個必要」ということが繋がってない。
- お弁当の中に人参が入っているということから、区別が曖昧になってしまっている。
▶︎できたこと
- 交換しているイメージがしっかり持てていた
- 1:4をキープして、5回くり返すことができた
どんぐり問題は、1問、1問に対して、ゆっくりじっくり、丁寧に、時間をかけて向き合っていきます。
そのため、子どもが1年かけてどのくらい成長したか?が、同じ問題を絵で見比べることでとてもよくわかります。
親が教えたわけではない、息子が自分一人の力で解けるようになったということが、大きな自信になり、これがゆくゆくは大人になってからの生きる力になるのです。
こういう成長が見られると、どんぐりをやっていてよかった〜と思います。
最後までお読みいただき、ありがとうございました!